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2009年03月16日

うすはりグラス

この飲料はワインベースの一種のカクテルでサングリアと申しますが 見た目も実際にも清涼感がありますので この春から夏場に好んで呑まれる方も多いようであります。
スペイン生まれで 赤ワインをソーダなどで割り レモンやオレンジなどのフルーツを一口大にして加えます。
パーティー会場などでは パンチボールで出されることが多い飲み物でありますが この場合はボールに氷が入れられます。
しかしそのまま入れたのでは水っぽくなってしまいますので ボールの中央に氷桶を用意して下さい。
食欲の落ちる夏場ですが 爽やかな飲み物ですので食前酒とされるか 或いは食事をしながら召し上がって戴けば食欲も回復しますよ。
尚 赤の替わりに白ワインを使って サングリア・ブランカとされても結構です。
さてこのサングリアの入ったグラスですが 東京の下町にある松徳硝子というメーカーの製品です。
もとは電球を製造していたメーカーですが 昭和30年代に入りますとそのノウハウを活かし 超薄手(1mm未満)のグラス「うすはりグラス」の手づくり製造へと業種転換しています。
今ではタンブラーが85cc入りから480cc入りまで5種。
オールドファッションが150ccから400ccまで3種。
上記のプレーンタイプの他 型吹き手づくりならではの 吹いた玉を熱いうちに吸ってボデーを窪ませたユニークなタイプも 「うすはりグラス」で7パターン。
まだまだ 切子に色チップを挟み込んだタイプ そして酒器にワイングラス 花入や卓上小物にオーナメントなどなど 豊富なアイテムです。
何よりもこの繊細な飲み口は口当たりが良いばかりでなく 飲み物の息吹までも人の手と口に伝えてくれます。
是非一度お試し下さい。

このメーカーは近年には廃棄蛍光管を再利用した「e-glass」の製造により グラスとしては日本初のエコマーク商品の認定を受けています。

投稿者 Sugino : 2009年03月16日 07:44

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