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2009年03月17日

貝殻の器

大きな貝殻を持つ貝類の殻は 一枚貝でも二枚貝でも小皿や珍味入れなどに利用できます。
但しこの貝殻の器ばかりで 料理を揃えるのは可也無理がありますし こうなっては私共の商いも成り立ちません。
ですからこのような器は とっておきの一品にご利用されるのが効果的かと存じます。
特に帆立に鮑にサザエなどは この貝殻を模った陶器の器までつくられているほどで(本物の貝殻が見つからなければ陶器屋を覗いて下さい 店内にゴロゴロしています) スフレにグラタンやラザニアといったお料理が盛られます。
そして写真の貝殻の中でも大きくて深みのある鮑などは オードブルまでカバーしますが その半分ほどのサイズしかないとこぶしでは 精々珍味入れといったところでしょうか。
内側のパール色の発色が お料理を引き立てます。
こうした貝殻を器として使う場合は 水から何度も茹でこぼして水洗いし そして乾燥させてください。
これを繰り返しますと 貝特有の臭みが抜けます。

また蛤であれば春に 鮑やとこぶしを使うのであれば夏場にご使用戴けば 爽やかな季節感もさり気なく演出できるでしょう。

投稿者 Sugino : 2009年03月17日 07:29

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