« バジリコ | メイン | 酒肴と楽茶碗 »

2009年01月23日

ズッパ

海の幸である魚介類の食材が見直されつつある昨今ですが これにはもうスッカリお馴染みとなった 「DHA:ドコサヘキサエン酸」や「EPA:エイコサペンタエン酸」 (名前は相変わらず覚え切れませんが)といった単語が マスコミなどを通じて盛んにPRされてきたためではないかと思われますが。
人の生命維持に必要不可欠な物質でありながら 体内で合成することが出来ないものでありますので どうしても食物から摂取しなければなりません。
その代表ともいえる食材が 青魚と呼ばれる魚たちなのです。
生命維持のためばかりではありません。
魚介にも四季を通じての夫々の旬がありますので どうぞ一年通して旬の魚介を召し上がっていただき 生活習慣病の予防にお役立て下さればと思っています。
肉食派から魚介派への転向が難しい方には 魚介料理は何も四方を海に囲まれた日本だけの専売特許ではありませんので 欧米の調理法を参考にしながら転向されると 意外に上手くいくかも知れません。
それではイタリアの名物スープ 「ズッパ」からご紹介しましょう。
この国も三方が地中海に突き出した半島の国ですから 魚介を使った料理も多い筈です。
しかし私は材料の魚介は新鮮なものが手に入れば 何でも良いと思っています。
冒頭のDHAやEPAは 酸化すると身体の老化に繋がりますので 食材は是非鮮度の良いものをお選び下さい。
さて調理に入りますが この料理の基本は貝で出汁を取り ソテーした魚介と白ネギを加えて煮込みます。
隠し味にはニンニクと白ワイン そして完熟トマトのホール缶です。
最後に出来ればイタリアンらしく イタリアンパセリ(葉が縮れてなくて平たいパセリ)で彩りして下さい。

どうぞ こんなイタリアンから入門されては如何でしょうか。
本場ではブルスケッタと呼ばれるパンを添えるのが基本のようですが どうぞパンでもご飯でも 両方でもお好きなように召し上がって下さい。

投稿者 Sugino : 2009年01月23日 07:32

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1189

コメント

コメントしてください




保存しますか?