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2011年08月03日

ハリオグラス

「もったいない」は日本の美徳を表した言葉でありますが この言葉に感銘されたケニヤのワンガリ・マータイ氏は 国連の委員会の席でもこの「もったいない」を唱え話題となりましたこと 未だ記憶に新しいところであります。
この思想を耐熱ガラスの食器メーカーである ハリオは40年以上前から実践しております。
各製品のパーツ販売がそれを証明していますが 当に「直して 生かし 長く使う」という物づくりの思想であります。
また当時のガラス工場といえば 煙と粉塵の害が酷いという常識を変え このメーカーは1972年以来煙突のない工場で製品の生産が行われています。
これは主原料である珪砂(石),ソーダ灰,石灰石といった天然鉱石を 重油でなく電気によって溶かすという 独自技術の開発成果によるものであります。
そして製品に泡が残らないようにするため 亜ヒ酸やアンチモンといった重金属を泡切り剤として使用するのですが このメーカーはこれらを一切使わず 100%天然塩に切り替えています。
またガラス素材と組み合わせるプラスチック素材にしましても 加熱しても環境ホルモンを出さない素材を使用するなど 安心・安全が原点と言い切っています。

どうぞ末永くご愛用賜わりますようお願い申し上げます。
(写真はハリオグラスの古河工場)

投稿者 Sugino : 2011年08月03日 07:07

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