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2011年04月01日

四 神

月が変わり早 多くの企業が今日から新年度を迎えます。
今日はこの業界の老舗企業である ノリタケ商品のご紹介です。
熟達したクラフトマンの手によってつくり出される逸品の数々が ノリタケ・スタジオコレクションの名で親しまれて参りました。
この工房では巧みに表現された古き良き伝統技術を残した上で 時代に適したテーマも同時に追求し 今も新しい試みにも挑戦し続けているのです。
作品は食器も含め インテリア性に富んだ置物や陶額などですが 今日は四神をテーマにした花瓶のご紹介です。
四神とは中国,朝鮮,日本に於いて信じられてきた 天の四方と四季を司る神獣です。
それは東と春を司る神:青龍 南と夏を司る神:朱雀 西と秋を司る神:白虎 北と冬を司る神:玄武の4人を指しています。
近年 キトラ古墳の壁画にも描がかれていたことが分り 注目されたばかりでなく 古より白虎隊,朱雀門,玄武洞など四神に因んだ事物は数多く存在しています。
そこで この四神を花瓶の四面に表現致しました。
風格,品格ともに上質なインテリアです。

もう一つは琳派を代表する絵師 俵屋宗達の至高の代表作である国宝「風神雷神図屏風」を写した六曲の陶額です。
その躍動感溢れる姿は 見る人の心を揺さぶります。
ノリタケではこの陶額とともに 花瓶にも写しています。

投稿者 Sugino : 2011年04月01日 06:09

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