« 炭火焼コンロ | メイン | 拘りの酒器 »

2011年01月26日

続・ブラック&ホワイト

再びブラック&ホワイトをテーマとさせていただきます。
最近は業務用食器に限らず家庭用の食器にも その上インテリアや電化製品にまで このブラック&ホワイトが浸透してきているようであります。
要因を調べてみますと 確かに居酒屋さんやカフェなどでも お買い物の際器選びに困ったら行き着くところ このブラック&ホワイトとなってしまっているというのです。
これは恐らくこの器が料理を選ばず 無難に料理を鮮やかに引き立ててくれるからだと思われるのですが。
しかし反面こうした無彩色の器は 一切の飾りを脱ぎ捨てているため 生地の持つ味わいがストレートに伝わり 誤魔化しが効かないとも言われています。
後は形状です。
何時の時代にも白と黒の器はあったのですが 形状に限って申し上げれば 丸と角で済んだ頃より遥かに多くの形の食器が現れ それが今受けているのです。
証左として一例を挙げますと 近年においてニューヨークの日本食レストランでは このブラック&ホワイトの器を定番化しているところが大変増えてきたと聞きます。
この色遣いがクール(かっこいい)だ とニューヨーカーは評価しているのです。

無彩色の白と黒にも 黒織部の漆黒 粉引のはんなりとした白など色々ありますが 写真は落ち着いた色調のマット仕上げとなっています。

投稿者 Sugino : 2011年01月26日 04:57

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1933

コメント

コメントしてください




保存しますか?