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2010年04月14日

コロッケ

フランス語が転じた日本語の料理と言われています。
現在のレストランでの定番メニューの多くは カニクリームコロッケが主流のようですが 私たちが懐かしく思うのは マッシュポテトに挽き肉を詰めて ホワイトソースでつないで丸め フライ衣を付けて揚げた あのオーソドックスなコロッケです。
今では白身魚やエビなど そしてジャガイモの替わりに南瓜や里芋を使うなど コロッケのバリエーションも広がって参りましたが 当時のこのコロッケは丸めて広げ円盤型につくって 総菜屋さんなどが店頭で実演販売していた時代であります。
学校給食にも 多用されていた記憶があります。
戦後の洋食ブームの 火付け役的な料理でありました。
ところでこのコロッケ 揚げている途中でパンクさせてしまった経験はありませんか。
気にならない程度なら そのまま戴いちゃって良いのですが 大きく破れた時は直ぐに取り出し 中味が流れて油を汚してしまわないようご注意下さい。
この場合は耐熱のグラタン皿などに移して オーブントースターで焼いてみて下さい。
パンクの原因として考えられることは 衣の付け方にムラが出来ているか 表面が滑らかでなく凸凹しているかということが考えられます。
亦 コロッケは揚げ物としては180度という高い温度で揚げますから 油の温度が低くなかったかチェックしてみて下さい。
一度に沢山入れると下がってしまいますから これもご注意下さい。

いま衣の話が出ましたので このコロッケのフライ衣について少しお話させていただきます。
先ず強力粉を塗し付け その上を溶き卵,パン粉の順に付けて下さい。
そして手で形づくりながら 馴染ませて下さい。
天ぷらの場合は薄力粉を使います。
そして溶き卵に冷水を加え その後薄力粉を加えて 少々粉っぽさが残る程度に混ぜて下さい。
以上 どうぞお試し下さい。

投稿者 Sugino : 2010年04月14日 06:40

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