« 白マット鶴首花入 | メイン | カニの甲羅焼き »

2010年01月04日

鏡 餅

あけましておめでとうございます。
本日より初商いを行います。
どうぞ本年も変わらぬお引き立てのほど 何卒よろしくお願い申し上げます。
また昨年末に使っていたPCが壊れてしまい 暫く休稿しました事お詫び申し上げます。
さて年初のブ゙ログは 私達日本人には欠かせないお米の話題で参りたいと存知ます。
お餅につきましては雑煮などいろいろご紹介して参りましたが 今日はお正月を飾る鏡餅について触れてみようと思っています。
米は澱粉質に依る分類で普通の米(うるち米)と 強い粘り気を持ち乳白色をしたもち米とがあり このもち米を蒸して突いたのがお餅であります。
炊いて食べる主食のご飯同様 このお餅も日本の伝統的な食べ物であり 特に節目節目の儀式には必ず用いられてきた食物であります。
正月の雑煮や鏡餅に始まり 雛節句の菱餅 初誕生の一升餅など どれも餅には神が宿るという信仰に近い考え方があったようであります。
さてこの鏡餅でありますが 1月11日の鏡開きまで神前の供えられていますので 毎年その頃にはカチカチになってしまいますね。
ところでこのヒビ割れてカチカチになった鏡餅ですが 貴方のお宅では如何処理されていますでしょうか。
まさか捨てるようなことはされてないと思いますが 二つの処理法がございます。
一つは柔らかい水餅にする方法で そしてもう一つは揚げアラレにする方法です。
水餅の場合 お餅を密閉容器に移し被る位の水を張って 毎日水を取り替えて下さい。
水を替えないと 水が白濁して嫌な臭いがお餅に付いてしまいます。
こうしておけば一ヶ月位は保存できます。
保存は短期間なら冷蔵保存で結構ですが 長期となりますと冷凍保存が最も確実です。
亦 揚げアラレは金槌で適当な大きさに叩き割り ザルに広げて2ヶ月程天日干しします。
中が湿っていますと 揚げた時に硬い芯が出来ますので 充分に乾燥させて下さい。
揚げる温度は180度くらいの高温で 熱いうちに醤油とか 塩にガーリックパウダーとか 或いはカレー粉などを塗してみて下さい。
色んな味がお楽しみいただけますよ。

私共は毎年 事後処理の必要がない陶製の鏡餅を3サイズ扱っています。
次の来る年にはこちらもどうぞご検討下さいますよう よろしくお願い申し上げます。

投稿者 Sugino : 2010年01月04日 03:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1538

コメント

コメントしてください




保存しますか?