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2009年11月27日

生子火鉢

このHPを開設しました頃 非売品である錦手の火鉢を お店紹介のコラムでご紹介しました。
これは戦火を掻い潜った火鉢で 先代より手放さないよう固く言い含められていましたので 今未だ健在ではあるのですが では売れる火鉢は無いのかと申しますと 産地信楽では昔からのこの生子の火鉢を今でも生産しています。
一時無用の長物のような扱いを受け 金魚鉢になっていたりした時代が長く続いたのですが 今どうしたのかこの火鉢の問い合わせが続くようになってきました。
恐らく暖房器具というよりはインテリアか若しくは 鉄瓶を掛けるための道具を探して見えるようなのです。
私のような終戦直後の人間にとっては 暖房器具以外に考えられないのですが 当時を知らない方からの問い合わせですから 単なる懐古趣味とも言えず鉄瓶による健康志向なのかも知れません。
この火鉢は径30cmから45cmまで4サイズございますが それより小さい火鉢は手焙りと申しまして 18cmと24cmの2種ございます。
屋内で使われますので 換気(1時間に1~2度2箇所の窓を開けてください)には充分ご配慮願います。
付属品の灰に五徳 火箸に灰均しもございます。

常滑焼・山水絵の火鉢も在庫ございます。

投稿者 Sugino : 2009年11月27日 08:11

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