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2009年06月14日

ほのぼの食器

先月に引き続き 介護福祉食器をご紹介します。
今日は有田焼の湯呑とマグカップ 見えないところにも最大限の工夫の跡がありますので そのあたりジックリとご覧になって下さい。
対象となられる方は コップを使う時頭と首を後に傾けにくい方 高齢化などにより嚥下障害を持ち 普通の湯呑やカップでは咽てしまう方 肩の関節や肘の痛みで 腕を動かしにくい方などです。
共通していますのは 以前キーポの食器をご紹介しましたが それと同様二重構造を採っています。
但しチョット違うところは内側の傾斜角度。
この角度によって 無理なく飲み干すことが可能となっています。
亦 この中空構造は軽量化にも貢献し 保温,保冷効果は勿論 手にしても熱くなりませんので シッカリと握れます。
しかし逆に中味の温度が伝わりませんので お口の火傷にご注意願います。
そして口元は外側に僅かに反らしてありますので 唇で捉えやすく中味が自然に口に注がれます。
亦 口元へ向かっての僅かな膨らみが 手元落下を防いでくれます。
勿論 ラップをかけての電子レンジ加熱もOKです。

とここまでは次のマグカップも同じですが 違いはマグであるため手が付いています。
この手にもご注目下さい。
4本の指でシッカリ握れること このコンセプトが確実に実現されています。
大きなグリップであると同時に 中央の膨らみによってカップを離しません。
亦 下部の微妙な段差は 添えたもう一方の掌にシックリと馴染み 一層の安定感をつくり出しています。

投稿者 Sugino : 2009年06月14日 07:41

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