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2009年05月07日

圧力鍋

調理時間が短縮されると共に 光熱費が抑えられ 材料が柔らかく美味しく仕上る圧力鍋。
一度使えば手放せなくなるお鍋ですね。
ここへ参りまして ギフト市場に大変お値打ちな圧力鍋が登場しています。
しかしこの圧力鍋は扱い次第で大変危険な道具となります。 本当に大丈夫なのでしょうか。
こんなところから先ずは 保証期間が10年以上と長いものをお勧めします。
一度買えば 使い方次第で半永久に買い換える必要のない道具ですから 3年程度の保証期間のものでは不安になりますでしょう。
そして消耗品であるパッキンが容易に手に入る 所謂メーカー品がお勧めです。
更に安全ロックの操作が楽で 出来ればSGマークの貼られたものであればベストですね。
SEBの圧力鍋には 蓋に三つの安全装置が設けられています。
① 圧力が基準圧(0.6kg/平方cm)以上になると 圧力調整装置が働き 余分な圧力を蒸気排出口から逃がす機能弁。
② ①が機能しない時に 安全弁が作動し圧力を逃がします。
③ ①も②も作動しない時には 内圧の上昇により特別設計のアームが押し上げられ 蓋と本体の隙間から蒸気を下向きに逃がし 圧力の上昇を防ぎます。
こうした装置が完備しているか そして正常に機能するのかお確かめの上お買い求め下さい。

そしてご使用に当っては 機能弁のノズルに物が詰まっていないか 亦穴が目詰まりしていないか 安全弁は正常に作動するかのご確認をして下さい。
他にも材料や煮汁は鍋の深さの2/3以上入れないで 更に豆類や穀類など加圧によって量の増えるものは 鍋の深さの1/3を超えないようお願いします。
亦 急激に発泡する物や多量の油は使用を避けてください。 そして粘性が強く糊状になるもの(カレーやシチューのルー)は 加圧しないで下さい。
更に蓋は蒸気を抜いてから開け 空焚きにご注意願います。 鍋ばかりでなくパッキンなども傷めてしまいますので。
以上 習うより馴れです。 美味しいお料理づくりにお励み下さい。

投稿者 Sugino : 2009年05月07日 06:51

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