« 違い棚弁当 | メイン | アーチプレート »

2011年03月17日

小鉢について

惣菜を一品増やしたい時 決まって活躍するのがこの小鉢です。
形状も割山椒,透かし彫(写真),手付,梅型,四方,木瓜などなど 数えあげたらキリがないのがこの小鉢です。
また色遣いも志野,織部,黄瀬戸,交趾,金彩,銀彩,朱巻,トルコブルー(写真),南蛮,ルリ釉などなど これも無数であります。
これを組み合わせるだけでも答えは無限であり 小鉢はソバ猪口同様マニアックなコレクターの対象品ともなっているのが伺えます。
そして一品料理にしてもコース料理であっても 小鉢は全体のアクセントとしての役割を担っているといえます。
写真は伝統を織りなす幸兵衛窯のトルコブルー透し小鉢。
通常の照りのあるトルコ色と違い深みのある色合いで 繊細な透し彫とのコラボレーションが気品を感じさせてくれます。
それにしても 料理は何でもない酢ダコでした。

何でもないお料理を 特別なお料理とするのも器次第であります。

投稿者 Sugino : 2011年03月17日 08:57

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1985

コメント

コメントしてください




保存しますか?