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2007年03月16日

春の小鉢

酢の物や和え物も夕餉には一鉢欲しいところです。
素材は何と言ってもその時期の旬のものを使い 季節が感じられるような彩を心掛けてください。
小鉢物は素材と合わせ酢や和え衣との組み合わせによって いろいろな味が楽しめるところが良いですね。
しかし生の魚介やサッと火を通した生に近い野菜などの組み合わせになりますので 素材の鮮度に大きく左右されます。
そういう意味では対面販売の魚屋さんや八百屋さんで 相談しながら買い求められたほうがハズレが少なくなるかも知れません。

味付けは春から夏にかけては酢を多目に酸味を効かせ 秋から冬は抑えた方が季節に適って美味しく戴けます。
亦 盛付けは和えてから時間をおきますと水っぽくなりますので 下ごしらえの後は冷蔵庫に入れて 戴く直前に再度水気を切ってから和えて盛付けます。
合わせ酢は素材を盛付けた後 器の渕から注ぎ 和え衣は一緒に和えるか或いは材料にかけるか 亦は先に敷いてから材料を載せるという方法もあります。
季節柄 卵黄を使った和え衣が華やいだ小鉢になると思いますが 如何でしょうか。
小鉢はそろそろ桜前線が近づいて参ります。
この時期ご紹介する器がどうしても桜尽くしとなりそうですが 是非写真の小鉢を使ってみてください。
桜の食器は当店でも可也揃えています。どうぞごゆっくりお気に入りをお選び下さい。

投稿者 Sugino : 2007年03月16日 04:27

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