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2007年03月10日

焼〆の器

この料理と器の相性というコラムも今回で5回目です。 
今日は焼〆の器との相性をお話しますが 「ものの見方」は十人十色ですので こんな見方もあったんだぐらいに読み流して戴けばよろしいかと存じます。
(焼〆につきましてはこちらをご参考にして下さい)
土を練って成形し釉薬を掛けずに高温で堅く焼く「焼〆」ですが 無釉故ザラッとした肌の土の感触が持ち味です。

力強く存在感のある器ですので食卓を重たくしてしまいますが その重量感がお料理にも反映され大切な一品として格好良く演出してくれます。
同色系の照り焼きなども良く 白い食材なら更にその白さを際立たせてくれます。
秋から冬にかけては季節感を出すために2~3点使用されても差し支えないと思いますが 春から夏にかけては 一点の重点使用とします。
この一点が食卓にメリハリをつけ 一層の清涼感を醸し出すのです。

投稿者 Sugino : 2007年03月10日 04:41

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