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2006年11月04日

白い器

imgutuwanoaishous.jpg先月お約束した「料理と器の相性」パート1です。
器の価値は言うまでもありませんが 飽くまで料理あってのものです。
私達が食卓に並んだ料理を見て美味しそうだと感じたら そこには料理と器の相性があって器の持つ形状や質感 それに色彩が料理と絶妙に調和しているからなのです。
このように器には料理の美味しさを高める力があります。
ここでは見る人によっても受ける印象が変る種々多用な器と 料理特に和食との相性について触れてみたいと思います。

先ずは白い器。
一口に白い器と申しましても 冷たささえ感じるキリッとした白磁の白や 和らいだ温か味を感じる粉引など 微妙に表情が違いますので一概に言及することは出来ませんが 何れもそのシンプルでクールな持ち味は どのような食材の色も引き立たせ上品な演出が期待できます。
亦 この白の器をベースに使えば他の器とも喧嘩する事がありません。
更にこの白は膨張色でもありますので メインディナーを盛り付ける10吋(26cm)程もある大きなお皿を用意しなくても 一回り小さめで然程窮屈さを感じる事もなく充分です。
このようにオールマイティーな白い器は きっとどのご家庭でもとても重宝されているのではないでしょうか。
基本の器と考えます。

投稿者 Sugino : 2006年11月04日 07:22

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