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2007年11月10日

盛り込み桶

会席料理を提供されているお店では 先付に始まりフルーツに至るまで10品ほどのお料理が次々と出されます。
これらのお料理は景色良く夫々の器に盛られて参りますが 当然のことながら料理との相性に見合った器が使われ 全体としての雰囲気を壊すことはありません。
全体を陶器で纏める事も 食事全体のテーマを纏めるという意味から一つの方法であると考えられますが 文章に例えるなら起承転結の転の部分に違った素材の器(例えば写真のような漆器:お造りや揚げ物,或いはご飯の替わりにお寿司を盛るなど)を使うという事もよくあることです。

亦 こうした器を使うタイミングは 転とするという他にもお店の看板季節料理であったり 調理人の主観であったりと色々考えられますが 調和が取れれば変化があって楽しいものですね。
ご家庭の食卓におかれましても 転(サプライズ)となる事請合います。

投稿者 Sugino : 2007年11月10日 07:44

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