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2007年06月30日

白磁正角向付

刺身もこれまで何度か記事にしましたが 今日は銘々盛の場合は皿か鉢か 纏め盛りなら大皿をどの様に活用すれば良いかというテーマでお話してみようと思います。
皿か鉢かは決まりがございませんが 料理屋さんの会席の場合先付を先頭に甘みのものに至るまでその都度器が替わって出されます。
皿で出される事が多ければ向付は鉢となり 鉢ものが多ければ皿を使うといったように流れのバランスが工夫されて出されます。
これと同様家庭の場合は一品ずつ出される事はありませんが 一人分の食器の全体を見渡した上でバランスを考慮されて使い分けられれば良いと思います。
写真の白磁正角向付も一つの提案ですが 白磁は全体の色彩バランスを損なうことも少なく 亦この器の高さによってそれとなく主菜であるとの主張をしてくれます。

料理屋さんのようにきれいに盛り付けられないと仰る方には 大皿の纏め盛りをお勧めします。
この場合気を付けなければならないことは 料理が取り分けられていく際料理が見苦しく崩れないような工夫が必要です。
これも一つの提案ですが 中央にはケンの大根をこんもりと盛り 後はその周囲に一人前ずつ柿の葉のような大き目の葉に盛っておけば 取り分けられてもグチャグチャにならずに済むのではないでしょうか。
盛り付けの方法はこちらをご覧下さい。

投稿者 Sugino : 2007年06月30日 06:23

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