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2007年03月17日

鬼萩手

萩焼に付きましては 以前「萩の七変化」というタイトル他で少し触れさせて戴きましたが 今回は萩焼の作風の一つである鬼萩手をテーマにします。
鬼萩手は素地に荒砂を多量に混じらせた土を用いるため 仕上がりは如何にも豪放で荒々しいものとなります。
荒砂は混じらせるより むしろ原土をそのまま粗目のふるいにかけて焼いた物の方が 変化の多い雅趣に適ったものが出来ているようです。
文献に因れば 萩焼草創の頃から焼かれていたようですが 原土は荒く亦多くの鉄分を含むため 可塑性がないので幾多の困難があったと記されています。

ご使用に当っての注意点につきましてはこちらをご覧下さい。

投稿者 Sugino : 2007年03月17日 07:00

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