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2007年01月18日

高 砂

過っては結納の土産品に必ず加えられた高砂の置物ですが 今では殆ど使われなくなってしまいました。
熊手(九十九まで)を持ったお爺さんと 箒(掃く:百まで)を持ったお婆さんが上品に仲良く並んだお馴染みの置物(九谷焼)です。
熊手は福寿の象徴である相生の松をかき集め 杉箒は厄を祓い福を招く道具として夫々が手にして 「おまえ百まで わしゃ九十九まで」 と夫婦円満,御代長久のシンボルでありました。

これも幻となる前に結納品として復活しないかと秘かに期待していますが 叶わないのであれば ご両親の結婚記念日などにお祝い品としてプレゼントされては如何でしょうか。
一家に一組あってもいいように思います。

投稿者 Sugino : 2007年01月18日 19:07

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