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2006年08月18日

織部中鉢

和食器のなかの中鉢(皿)という器は 名称こそ曖昧ですが意外に出番の多い器です。
と言いますのは一方では一人用の器として そしてもう一方では家族全体の盛鉢として 両方のスタンスが取れる器だからです。
例えば一人用としては ラーメンやソバ等の麺鉢,或いはチラシ寿司等の丼物やお茶漬け用として使えます。
盛鉢としてなら煮物やお漬物等中心にこんもりと盛り付けて 取箸を添えれば全員で召し上がれます。
形もこうした摺り鉢状が利用価値が多いように思いますし 色も抑えた色であれば素朴なおふくろの田舎料理などをザックリ盛るのがお似合いかと思います。
逆にテーブル全体から浮いた色(形)であればあるほど存在感を発揮し 中心に据えると効果的な演出が出来るかも知れません。
ご参考にして下さい。

写真の織部の中鉢は以前ご紹介しました冬柴文廣氏のご子息さんの手に成るものです。

投稿者 Sugino : 2006年08月18日 04:08

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