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2008年09月02日

フイリヤブラン

フイリとは「斑入り」と書き 緑の長い葉の両側を白い線が縁取っていますが この渕のラインを斑(フ)といい 斑の入らないヤブランとの二種類がございます。 
どちらも園芸品種として栽培されていますが フイリの方が葉は単調ではありませんので どうもこちらの方に人気があるようです。
秋の気配と共に薄紫の花をビッシリと穂状に付け 目を楽しませてくれるそうですが これで虫の音でも聞こえてくれば残暑も吹っ飛んでしまうでしょうね。
こちらも調べましたら強い生命力を持った下草とあり 全国的にも彼方此方の街中で グランドカバーとして植えられているようであります。
写真は昨年末 植え替え直後の当商店街の花壇を撮影したものですが 残念ながらこの夏のお祭時に相当踏み荒らされ 半分ほどが枯れてしまいました。
未だガーデニングの人気は衰えていないようでありますが 公共の土地での管理は大変難しいものだと痛感させられています。

根の肥大部は 滋養強壮,鎮咳,去痰,強心利尿の薬効があるとされていますので これもこのコラムの植物として加えさせていただきます。
そして次年度 無事花が咲きましたらまたご紹介申し上げます。

それにしても 本日の首相退陣表明には驚かされました。

投稿者 Sugino : 2008年09月02日 05:42

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