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2008年06月24日

山頭火

明治5年 山口に生まれた種田山頭火。
荻原井泉水に師事し 「層雲」に出句。
不惑を過ぎて出家し 托鉢放浪の世界へと旅発ちます。
何より酒をこよなく愛し それでいて酒にだらしなく 愚行を重ねながらも自由で闊達な名句を残してまいりました。
この放浪俳人の句と生き方が 何故か今日の現代人の心を強く捉えて揺さぶります。
この俳人・山頭火に因んでつくられた 酒器2点のご紹介です。
先ずは 「焼酎シリーズ・徒然」
黄金色に実った稲穂に夕日が映え 煌く自然の風景をテーマにした手造りアイテムです。
グラスが6点 小鉢に片口酒器 氷入れに徳利と全部で10アイテム。
呑み方に拘らない山頭火でしたが グラスは貴方好みでお選び下さい。
グラスはどれも大きめで厚め。
少々無骨ですが握ればシッポリ手に馴染み 安らかな気分になること請合います。
片口小鉢は山頭火流に漬物を入れるも良し 或いは好みの口取りにとご利用下さい。

昨年発表されたシリーズ第2弾は 秋から一気に夏仕様の 「蒼氷シリーズ」
アイテムはグラス2点に手付きマグを加え 氷入れと水差の計5点。
夏姿を大切にして来た昔からの和風文化を壊すことなく 亦 俳人・山頭火のイメージを崩すことなくモダンが取り入れられました。
「草にも風が出てきた 豆腐も冷えただろう」   ・・・山頭火 

投稿者 Sugino : 2008年06月24日 04:29

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