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2008年03月12日

楽壷(らっこ)急須

楽壷(らっこ)の急須は拘ります。
この急須の取っ手を良く見て下さい。
手に千筋の凹凸を付けることにより 手が触れても熱くなく そして滑り難くなっています。
亦 注ぎ口の下部を少し下向きに角度をつける工夫により 茶切れが良くなっています。
更にステンレス製の茶漉しが多い中 非常に技術を要する陶製の茶漉しに拘り このため本来のお茶の風味を損ないません。
亦敢えて大きな茶漉しを取り付けたため お茶が出易くなっています。
最後は呑んだ後 茶殻を捨てなければなりませんが 蓋受けの棚は一部を切り取ってあるため捨て易く 亦洗い易くなっています。
如何ですか。 一度お試し下されば病み付きになること請合います。

作者をご紹介します。
常滑焼・伝統工芸士 梅原二郎さんです。

投稿者 Sugino : 2008年03月12日 07:17

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