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2008年01月23日

釜めし

日本での最初の駅弁は 明治18年7月に宇都宮駅で販売された おむすび2個に沢庵一切れを竹皮に包んだお弁当(当時のお代は5銭)だそうですが その年の10月には群馬県安中市にある「おぎのや」さんが 信越本線・横川駅にて駅弁の販売を開始されています。
その後 「おぎのや」さんは昭和32年に「峠の釜めし」を創業 翌年より同駅にて発売以来 マスコミによる報道等もあり爆発的なヒットとなり 駅弁の代名詞ともなるに至っております。
この釜めしの釜は流石に土地柄もあって 益子焼の陶器釜を使っていますが この場合のこの容器は飽く迄盛り付け専用でありまして 調理は「おぎのや」さんの徹底した衛生管理の下 工場のセントラルキッチンにて行なわれています。
亦 この釜めしの魅力は 炊き込みご飯に使用する出汁の調合や 炊き加減も然ることながら 9種のこの土地柄ならではの新鮮な山,里の幸の具材にもあるようです。
何と言っても釜めし50年,駅弁120年の老舗ですから。

実は今日この「おぎのや」さん 並びに今はございませんがこの列車最大の難所でありました「碓井峠」縁のお二人がご来四されます。
長男の嫁の両親です。
私共にとりましては初孫の ささやかな喰い初め膳をお互いに祝って戴こうという算段なのです。 
話が一寸逸れてしまいましたが 皆さんの夫々のご家庭におかれましてはどうぞこの写真の羽釜・釜めしセットを使って 旅先気分を存分に味わってみて下さい。
群馬は「良い湯だな はははん ♪ 良い湯だな はははん ♪」 日本有数の出湯地帯でもありますよ。

投稿者 Sugino : 2008年01月23日 02:13

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