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2007年12月13日

古伊万里蓋向

白身魚(冬が旬のムツ,鯛,アマダイ,鱈,金目など)と一緒に豆腐を蒸したものを「ちり蒸し」と呼びます。
そしてこうした煮物や蒸し物の料理には 写真の円菓子碗や蓋向を使います。
このお料理 比較的手軽につくれますのでご紹介しましょう。
先ず器の底には魚がくっ付かないよう そして風味付けを兼ねて昆布を敷きます。
そして昆布の上に 魚は皮を上に器の向うへ 手前には豆腐というバランスで盛り付けます。
蒸し上がった後暫くは器も熱くなっていますので 取り出し易いように器の下に布巾などを強いておき 布巾の両端を持って取り出します。
蒸し時間は強火(弱火ですと魚の生臭さが残ります)で12~3分 これだけでもう出来上がり。
取り出して刻みアサツキに紅葉オロシを天盛して お好みの量のポン酢をかけて召し上がって下さい。

<蒸し物の基本>

① 水から蒸さないで 充分煮立った熱湯から蒸し 途中で足りなくならないようタップリのお湯を用意します。
② 昨年「茶碗蒸し掴み」をご紹介しましたが 持ち合わせてない場合は上記のように 予め器の下に布巾を敷いて 器が取り出し易いようにしておいて下さい。
③ 蒸し器の蓋の裏から雫が料理に落ちますので 蓋と身の間にも乾いた布巾をかませておいて下さい。
④ 茶碗蒸しのような卵料理は強火で蒸しますと巣が入りますが それ以外の食材は全て強火使用と覚えておいて下さい。

投稿者 Sugino : 2007年12月13日 07:54

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