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2007年10月28日

織部掛花

赤津焼は猿投山麓の静かな落ち着きのある風土に育まれ そしてこの地区のみに産出する良質の原料土にも恵まれた 最も伝統ある焼きものです。
日本六古窯に数えられ 一千年を超える歴史のなか数々の名工により継承された技は 伝統工芸品の指定を受けております。
中でも六兵衛窯の黄瀬戸に織部は二十六代の系譜を持ち 神の手を持つ男といわれる日本一のロクロの名手・山内砂川の手により成形されたものを 代々伝承された木の灰を主原料に調合された釉薬をもって焼成しております。

六兵衛窯の黄瀬戸に織部は生きており 使い込まれるにつれ色が濃くなり 透明度を増して江戸期の古織部のような風格を帯びて参ります。
深い味わいのある六兵衛窯の作品を 暮らしの伴侶として日々ご利用いただければ幸いです。

投稿者 Sugino : 2007年10月28日 07:59

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