2007年04月23日
垂 撥
垂撥(すいはつ)は琵琶の撥を垂らしたような形からこのように呼ばれていますが 張付床に掛花入が掛けられない時に使用されます。
主に杉の薄板で長いものは5尺程あり 中央の縦の溝に花入をかける自在金具が付いていて これが上下に移動し位置が調節できるようになっています。
そして尺5寸ほどの短いものは床の軸釘が高くて 掛けた軸が短くなるような場合にも使用されます。
亦 短冊や扇子を掛け物として飾り付けが出来るようになった物もございます。
洋間であってもチョット和の落ち着きが欲しい時など ご利用されては如何でしょうか。
投稿者 Sugino : 2007年04月23日 06:03
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