2007年04月10日
これは何でしょう ?
ズバリ これをご存知の方は非常に少ないと思います。
戦後の食糧難の時代です。
今のように大規模経営の養鶏農家は少なく どのご家庭でも鶏を飼って貴重な蛋白源としていた時代です。
戦後の名残なのか砲弾のような形をしていますが 答えは陶器製の鶏用水呑です。
どうしてこのような形なのか私は存じませんが きっとこの形は鶏が水を呑み易くするためなんだと思います。
いまでもペットとして飼っている方がみえるようで 未だにつくっているのです。
決して戦後の在庫品ではありません。
「陶器屋」という専門店を自負するなら こうしたものも扱わなければなりません。
年に1~2度のお客様に向けて。
ここが非常に辛いところでもあり 一方「食器屋」という専門店であれば これは無用の長物でしかありません。
何時もは倉庫に眠っていますが 今度店頭にクイズのテーマとしてお披露目致しましょうか。
投稿者 Sugino : 2007年04月10日 07:28
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