2006年09月05日
寿司湯呑
江戸期に今のお寿司屋さんの原型が出来たようですが 当時のお寿司屋さんは経営者が寿司職人でもあって 人気のお店は一人で何人ものお客さんを同時に相手にしなければならず お茶のお代わりなどに構っていられなかったという事情があり 寿司湯呑は大きいのだという説があります。
更に湯呑が厚いのは 大きくなれば厚くしなければ割れやすくなるという事情もありますが(丼が厚いのもこの理由) もっと大切な事は熱いお茶を冷め難くすることであったようです。
ぬるいお茶を早く沢山飲まれては それだけでお腹一杯になってしまい 経営上好ましくなかったのです。
何かこじ付けのような説ではありますが 合点して頂けましたでしょうか。
投稿者 Sugino : 2006年09月05日 07:04
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