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2006年04月03日

飛騨春慶塗

400年の歴史を持つ飛騨高山の春慶塗。
一貫して蒔絵や沈金といった一切の加飾を行わず 木地の型と透き漆の塗りだけで全てを表現してきました。
簡素でありながら優美 素朴でありながら艶やかな奥深い飽きない魅力があります。

<商品のご紹介>

* 杵型花器(敷板付)   ¥6.300-
* 4寸茶托(5客)    ¥7.350-
* 4.5寸銘々皿(5客)   ¥7.875-

<春慶塗の木肌を生かす模様>

* 批目(へぎめ)  
   木肌の柔らかい部分(年輪と年輪の間)を刃物で掘り起こす
* 割目(わりめ)
   ナタで割った木のそのままの木目を生かす
* 鉋目(かんなめ)
   板の表を溝型に削り模様をつける

<新しい漆器の臭いは>

陶器が"CHINA"と呼ばれているのに対し 漆器は"JAPAN"といわれれるように日本固有の食器です。
ただ この漆器も新しいものは漆特有の匂いがして 食器として使い難い事があります。
軽度の場合は 包装を解いて一日さらしておけば抜ける場合もありますが お急ぎの場合はガーゼか脱脂綿にお湯で溶いた酢を付けて軽く拭きます。
それでも更に頑固な場合は 米櫃に二日ほど入れておいてください。
 傷つけることなく脱臭できます。

<漆器の禁じ手>

1 煮 沸
2 浸け置き、混ぜ洗い
3 スチールタワシ
4 食器洗浄(乾燥)機
5 電子レンジ、オーブンレンジ
   4と5については 一度で変化が現れないためOKと勘違いなさらないように
   数回後には 突然激しく傷んできます ご注意を!
   最近ではレンジ対応の樹脂も開発されています

投稿者 Sugino : 2006年04月03日 16:04

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