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2008年10月17日

灰釉花器

灰釉を施しました手造り花器 2点のご紹介です。
2点とも手造りならではの 造形上の美しさと面白さを持っています。
亦 灰釉はその釉調が つくり手の思い通りに焼き上げることの大変難しい釉薬であることも 昨年ご紹介しました。
今回のつくり手の作品イメージは存じませんが 少なくとも私にはこの2点は器形も 灰釉の透明な緑のビードロ釉の釉調も バランス良く出来上がったように思われますが 灰釉のこうした作品に付きましては ご自身の目で確かめられたものをお買い求めになることをお勧めしております。
場合によっては この釉薬は全く別の作品と見紛うケースもありますので。
そして一言で灰釉と申しましても 釉薬原料の調合,素地との相性,施釉,焼成と それら全ての匙加減で多種多様な発色をするのもこの釉薬の特徴で その為たくさんの愛好家がいらっしゃいます。

つくり手としても一種の賭けのような仕事となりますが こうした色調は対象である花を 主役に引き立たせることの出来る貴重な釉薬であります。

投稿者 Sugino : 2008年10月17日 02:45

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