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2008年05月26日

洋食器の揃え方

洋食器は和食器と違い 基本的には一つの柄で全てのアイテムを揃えるという形式が採られます。
それだけに柄選びが大切なキーポイントとなりますが この点は何時かのお話と重複するかも知れませんが 幾つかの条件をクリアしなければなりません。
その条件とは 先ずは何と言ってもご自身が気に入った柄であること。
次に長く使っても飽きない柄であって 亦どんな料理にも似合うベーシックなデザインであること。
そして食卓や部屋の背景にも調和するかどうかなどを意識してみると良いでしょう。
そんな風に考えてまいりますと 白無地の写真(ナルミ製陶のシルキーホワイト)に落ち着いてしまいます。
勿論単品補充が出来るかどうかは 事前に確認しておいて下さい。(オープンストックのコラムもご参照下さい)
柄が決まれば次はどのアイテムを選ぶかという事になりますが フルアイテム揃った柄ですと5~60ピースほどの点数となり とても全て揃える方はまずいないといって良いでしょう。
そこで当店では使用頻度に応じて絞込みを行なっています。
お勧めは23~26cmのメイン(ディナー)プレート 19~21cmのケーキ(デザート)プレート 19cmのクープスープか23cmのリムスープ そしてカップ&ソーサーの4点です。
柄とアイテムが決まりましたので次は枚数ですが ご夫婦二人暮らしであれば2組で充分です。 
しかし若しお客様をお招きすることがあるとすれば その人数分を買い増しすれば良いと考えましょう。

基本の次は必要に応じて目的別の品目を揃える方法です。
例えばご自宅でティーパーティーを開きたいとお考えなら この目的に沿ったサイドアイテムとしてポット,シュガー,クリーマーがあります。
若しお茶請けもお考えなら大皿盛りはプラター 銘々盛りか取り分け用にとお考えなら16cmパン皿か14cmフルーツ皿 若しくはナッツディッシュのようなものを選べば良いでしょう。
しかしこのようなサイドアイテムに付きましては 必ずしも同一柄にする必要はないと考えています。
寧ろ特に大振りでパーティーの中心に据えられるパーティートレーやコンポートのようなものは その日の主役ともなり得ますので 全体のバランスを崩すことがなければアレンジされても構わないと考えます。
使わない食器がご家庭内でゴロゴロしているのは 私共にも責任がありますが そうした食器を使える食器にされるのは 貴方の創意と工夫です。
どうぞご参考になさって 賢く洋食器を選んで下さい。
ご参考になりましたでしょうか。

投稿者 Sugino : 2008年05月26日 03:44

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