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2007年05月19日

抹茶碗のお手入れ

茶の湯の心得は作法の習得ばかりではありません。
使った道具を次に使う時支障のない様キチンと手入れして片付ける必要があります。
抹茶碗の高台部(糸底)は釉薬がけられないため ここから湿気が入って汚れが染み出してくる事があります。
抹茶碗の場合 磁器ではなく殆ど吸水性のある陶器でつくられていますので。
ですからお湯でよく洗った後柔らかい布で水気を拭き取り 急がない場合は通気の良い所に置いて 乾燥具合を確かめてから箱に仕舞いましょう。
お急ぎの場合はこの糸底部にドライヤーを当てて乾燥させれば良いでしょう。

なつめは残った抹茶を缶に戻し 抹茶の残りや手脂を柔らかい紙や布でよく拭いてから仕舞いましょう。
茶杓も同様です。茶杓の場合はお湯を使うと かい先が伸びてしまいますのでご注意を。

投稿者 Sugino : 2007年05月19日 07:59

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