« 三三九度 | メイン | 切 溜 »

2007年04月05日

玉 割

和の朝食の定番でありますが これも余り見掛けなくなってしまいました。
切り身の焼魚に焼海苔 そしてこの生卵。
中央の窪みに生卵が立てて出され 下の受けで卵を溶いてご飯にかけます。
熱いご飯に卵 そして熱い味噌汁。 
慌しい朝の時間ではありますが 日本人が何故かホッとする朝食ではなかったでしょうか。
最後はこれも熱いお茶を戴きながら口を漱ぎしばし寛ぐ 唯これだけの事が一日のスタートに相応しい 儀式のような至福の時間だったように思われます。

験を担いでいるわけではありませんが この様な原風景が次第に少なくなって参りまして 寂しい思いをされている方も多いのではないでしょうか。

投稿者 Sugino : 2007年04月05日 08:48

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/618

コメント

コメントしてください




保存しますか?