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2007年02月21日

食べ合せの吉と凶(2)

一般的に食べ合わせと言いますと 一緒に食べちゃ駄目という否定的な使われ方をしますが そればかりではありません。
先月は補完関係で吉の例を取上げましたが 今月は抑止効果という点での吉の例を取上げてみましょう。
今日の主役はピクルスです。
お手軽なランチに サンドイッチの方も多いかと存じますのでどうぞ参考にして下さい。
サンドイッチの具材はチーズやハム それにマヨネーズにバターと比較的塩分の多い物が並びます。
塩分の過剰摂取は将来の成人病やむくみの原因とも言われています。
そしてこの胡瓜にはむくみを解消する成分が含まれているのですが この酢漬けであるピクルスは酢の働きにより油分をサッパリさせる作用があり サンドイッチには必須の添え物といえます。
どうぞお弁当のサンドイッチにはピクルスを添えることをお忘れなく。

胡瓜が出ましたところで 胡瓜のマイナスの食べ合わせも一つご紹介します。
胡瓜にはアスコルビナーゼというビタミンCを壊してしまう酵素が含まれています。
ですから折角野菜サラダなどから摂取したビタミンCが 一緒に食べれば胡瓜によって無駄になってしまいます。
このように生の野菜サラダには胡瓜を入れない方が良いようです。
但しこの酵素は酢に弱いので生の胡瓜ではなく 別途酢の物になさってはいかがでしょう。
こんな次第で 酢漬けのピクルスは優秀な健康食品であることがお分かり戴けたのではないでしょうか。
常備されておかれると重宝しますよ。

投稿者 Sugino : 2007年02月21日 07:38

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