« 筑前煮 | メイン | IH用土鍋 »

2006年10月31日

秋化粧

おもてなしセットの秋ヴァージョンです。
堅い材質の仙台欅で本朱塗の瓢皿に 白刷毛化粧に大胆な筆遣いの有田の湯呑。
自画自賛で読み辛いかもしれませんが 如何にも秋景色の色遣いで組み合わせはなかなか雰囲気があると思いませんか。
この秋のおもてなしにお勧めします。

先日 ブログを始めて一年経過した事をお伝えしました。
一年通して感じた事は色々ありますが 先ず第一に日本には四季があって夫々の情趣が異なり これに応じるように旬の食材を授かり食卓を彩ります。
言旧された言葉ではありますが「器は料理の着物」これが私共の商いの原点でもあるのですが PR不足は私共を含めて業界全体の問題でもあり 今後こうした媒体を通じてもアピールしていこうと思っているところです。
そして料理と器の取り合わせと同時に(来月から「料理と器の相性」というカテゴリーを追加しようと思っています) 食卓での会話も非常に大事だと思っています。
子供さんはここでの会話で成長し ご主人(奥様)はここで癒される。
更にその会話の中身といいますか 質といいますか 高いレベルで実があるものとするには 食事の中身(勿論高価な食材という意味ではありません)そして食器(高価な食器という意味でもありません)にまで拘ると効果的ではないでしょうか。
食器にまで拘りますと 上辺だけの会話ではなくなります。
拘りが深ければ深い程 話題の細部に至る全体がみえてくるように思いますが 如何でしょうか。

投稿者 Sugino : 2006年10月31日 07:53

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/450

コメント

コメントしてください




保存しますか?