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2006年08月21日

透し彫

これも素地への装飾技法の一つで これは細く伸ばした陶土を網目のように組み合わせて透かしをつけた物ですが 一般的には素地を釘,錐,竹べら等で彫って模様をつける装飾法を指します。
器物の裏側まで掘り抜いてしまうのですが 京焼薩摩焼の香炉はこの方法で造られます。

(左の写真は有田の吹墨透し彫小付)
香炉はどうしても透かしをつけなければ役に立ちませんので当然のことなんですが 二重構造の大堀相馬焼にもこの技法が見られます。

投稿者 Sugino : 2006年08月21日 03:34

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