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2015年07月20日

砂嚢 さのう (砂肝)

夏休みに入り、夏本番となり冷たいビールが楽しみな時期になってきました。そんな、お酒のお摘みに適した一品、砂肝についてです。
 砂嚢は爬虫類や魚類にも見られますが 鳥類は歯を持たないため飲み込んだ砂や小石をこの砂嚢(砂袋)に溜め 食べた餌をこの消化器官で摺り潰しているのです。
ですからこの第二の胃袋とも言うべきこの砂嚢は 強くて厚い筋肉で出来ていまして 食材とされる場合は何故か砂肝と呼ばれています。
このような部位ですから好む人が多いのも頷けるのですが ここは他の内臓と比べても 殆ど臭みがなく 歯応えもコリコリとしていますので 人が見逃すはずはありませんね。
このように食べ易く その上,下拵えも楽で凝らない調理でも美味しく戴けます。
下拵えは白くて硬い部分があれば削ぎ取り 赤くて肉の厚い部分は何本か切れ込みを入れておきます。
後はシオ,コショウで味付けし 焼いたり炒めたり そして唐揚げなどがポピュラーです。
単独調理でも結構ですが ネギとの相性もいいようですからどうぞお試しになって下さい。

投稿者 Sugino : 2015年07月20日 17:32

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