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2014年11月29日

カニ

冬の味覚の代表的な存在で これからの時期召し上がる機会が増えてくる、ズワイとタラバについてです。味が優れ 肉も豊富でありますが 残念ながら漁獲量が減ってきたのか 益々高嶺の花になってきた気がします・・
ズワイガニは松葉ガニや越前ガニとも呼ばれていますが 近縁種の紅ズワイガニはこれよりやや細身で 肉の量も味もこれに比べて劣ります。
流通しているものの多くは浜茹でして冷凍したものが大半ですから 解凍してポン酢でそのまま召し上がれます。また鍋物やスープにサラダなど ご承知のように広汎に利用できますね。
そしてもう一種 タラバカニです。タラの漁場で採れるためこの名が付けられたそうですが こちらも濃い旨味を持ち肉もたくさん詰まっていて 缶詰用となるのは殆どこのカニです。コロッケや中華にも欠かせない食材となっていますね。
どちらも刺身の他 焼くと旨味が凝縮されますので焼きガニにする場合は 殻の一部を切って開けた部分を上にして焼き網で返さず焼きます。焼き過ぎないようご注意を。食べ方をあれこれいうのも野暮ですのでこのぐらいにしておきましょう。
 ところでこの2種、ズワイガニはエビ目カニ下目クモガニ科に分類され、間違いなくカニの一種ですが、タラバガニはエビ目ヤドカリ下目タラバガニ科に分類され、分類上はカニではなくヤドカリの一種とういうことはご存知でしたでしょうか?似た目の違いにも納得行きますね。
 丸ごとばかりでなく 半身や足や爪だけの流通品もありますのでお好みやご予算でもお選びいただき、忘年会,新年会と続くシーズン 暴飲暴食には十分お気をつけて下さい。

投稿者 Sugino : 2014年11月29日 17:06

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