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2014年10月13日

マタタビ

「ネコにマタタビ お女郎に小判」とは たいへん効果的なものの喩えを表す言葉でありますが どんな効果があるのか私は見たことがないので 話題とするには不適切かも知れません。
とは申しましても 折角少し調べてみましたのでご披露させて戴きます。
ネコ科の動物(トラやライオンにも効果があるらしいのです)が好み この匂いに反応してフレーメン(一種の酩酊状態)を起こすと言われています。
傍で見れば病気のようにも見えるようですが きっと人が酔っ払ったのと同じように恍惚としているのだそうですよ。
昔からネコの万病薬として使われてきたのですから これでも大丈夫なのでしょう。
語源は疲れた旅人がこの実を食べて再び元気になり 「また旅」に出たとする怪しい説などが流れていますが このように人もこの実を強壮剤として食用してきたり マタタビ酒として飲用してきた歴史があるようで 全く根も葉もないことではないのです。
貝原益軒の「大和本草(やまとほんぞう)」には 「実と若葉を食べると胸部の疼痛 麻痺性の痛み,つかえを治し 歯痛につき砕いて詰めると良い しかし胃腸の弱い人は若葉を食べると下痢し易い」と紹介されているそうですから。
別名「夏梅」とも呼ばれ 果実の塩漬けも食用されているそうです。
一度試してみますか。このネコが好む植物にはこの他に イヌハッカやキャットミントというのがあるそうで 同様の行動を取るそうですよ。

投稿者 Sugino : 2014年10月13日 09:55

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