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2014年09月13日

クレソン

アブラナ科の多年草で 別名ウオータークレスとも呼ばれています。
この別名のように 自生のものは清流の浅瀬に繁茂しています。
今では全国の清流や水田の畦などで 自生のものをよく見掛けるるようになりましたが 元々が在来植物ではありませんから このようになったのは一人のオランダ人宣教師によって 軽井沢に持ち込まれたのが始まりともいわれています。
オランダガラシの和名からの想像かも知れませんが。
さてこのクレソン ご存知のようにピリッとした辛味が特長で 肉料理といえばこのクレソンとまるで料理の方程式のような扱いであります。
保存法は水辺の植物ですから 新鮮な水に差しておきますと根を張り若芽も出てきますので 冷蔵庫で保存する際も切り口に水を含ませておいて下さい。
そして霜に当ったクレソンは葉の色が黒っぽくなりますが 甘味が増すそうでありますから これももう一つのお楽しみと言えます。
また熱を加えますと辛味が和らぎますから お浸しや炒め物などにも使われているようですが こちらはマイナーですね。
それではそのマイナーな料理を 2点ご紹介しましょう。
先ずは過ぎた季節で夏向きの冷製ポタージュ。
クレソンと薄切りジャガイモをスープで煮 ミキサーに掛けて冷し 生クリームや牛乳を加えます。
盛り付けには氷を浮かべたり このクレソンの葉を浮き実にされてもいいでしょう。
もう一つはタコとクレソンのサラダです。

好みのドレッシングで調味した薄切りのタコに クレソンの茎を取り除いた葉っぱだけを混ぜ合わせるという 至ってシンプルなサラダです。

投稿者 Sugino : 2014年09月13日 23:59

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