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2014年05月11日

食育箸置

私たちが子供の頃は戦前をそのまま引きずった様な男社会で 女性が一人で一日中家庭に縛られていたとしても 子育てや家事などは終着駅に到達する事がありません。
今でこそ「イクメン」などの言葉が日常会話の中にも出て参りますが 戦後の長きに亘っては多くの進取な女性活動家の出現とご努力を待たずして 今日はなかったものだと思われます。
さて近頃は「食育」という言葉もよく耳にしますが これはどうも最近生まれた新語ではなく 19世紀後半,医師であり食養研究家でもあった 石塚左玄が「通俗食物養生法」の中で 「今日,学童を持つ人は 体育,知育の才育も全て 食育にありと認識すべきである」と表現しているのです。
この事から歴史的にも食育は 子育てと躾の基本であったことが伺えます。
特にお箸をおしい抱いて 「いただきます」「ごちそうさまでした」で完結する箸の作法は 食事全体のマナーを知らず知らずに身に付けさせる 重要なツールであります。
そこでもう一つ この箸を生かす箸置の効用を知っておくことが 更に食事の最初と最後に箸を収めて締め括ることにより 食育にも大きな効果を挙げることになります。
箸置は3種。
うさぎ、ちどり、すず 模様が施されています。
庄内クラフトのガラス製品で 他に角小皿もございます。

投稿者 Sugino : 2014年05月11日 21:05

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