« お膳立て | メイン | 菜の花の辛子醤油 »

2014年03月30日

レモン絞り器

何方もご存知ビタミンCの王様 レモンのお話です。
流通しているその殆どは アメリカ・カリフォルニア産のもので ここでの防腐処理が問題になった頃 瀬戸内地方を中心に青レモンが 僅かではありますが国産品として栽培されるようになりました。
今日はその絞り方を中心にお話を進めて参ります。
先ずは切って絞る前に まな板などの上で手で押さえながら転がしてみて下さい。
或いは電子レンジで20秒くらい加熱してみて下さい。
そうしておきますと 絞り易くまた果汁もタップリ採れる筈です。
次に切り方ですが 普通は櫛型切りにしてそのまま両サイドを押し潰しながら絞りますが その前に中心の白い部分を切り落とし 更に両端を少し切り落としておくと見た目も綺麗で 絞った時に果汁が飛び散りません。
また乱切りという方法もあります。
このほうが切り口も大きいので 果汁がタップリ絞れます。
そして手を余り汚したくない方は 切り口にフォークを刺して捻ってみて下さい。
と書いて参りましたが 以上の方法は商いの都合上殆どお勧め致しません。
レモン絞り器(スクイーザー)を販売していますので それをお買い求めの上 半切りレモンを切り口を下にお山のてっぺんにのせ 回しながら押し込んでいただく方法 これが見た目の所作も美しくベストです。
話が飛んでしまいますが 葉や茎にレモンに似た芳香を持つレモングラスというハーブがあります。
レモンの実を想像されても 名前が示すように葉や茎のレモンに似た香りに特徴があるのであって 余り意味がございません。
タイの名物料理トムヤムクン(世界3大スープの一つとも言われています)に欠かせないハーブが この生(フレッシュ)のレモングラスです。
保存性の良いドライタイプもございます。
更にこれとよく似た柑橘類に カクテルなどにもよく使われるライムがあります。 
こちらは青レモンが 黄色のレモンと同一品種なのかどうかは分かりませんが 緑色の未熟なうちに収穫され 果汁よりも皮に強い香りがありますから 皮も捨てずに料理の香り付けに使います 柚子のように。
またレモンの皮を摺り潰す場合は 皮の内側の白い部分に苦味があるので 表面の黄色い部分だけ摺り卸すよう気を付けましょう。
そしてこれには特に ワックスや防腐剤が使用されていないものを 表示ラベルでご確認の上選んで下さい。

投稿者 Sugino : 2014年03月30日 19:51

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2494

コメント

コメントしてください




保存しますか?