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2014年02月23日

グリッシーニ


イタリアといえばパスタにピザ それにリゾットなどの多彩な料理を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
一方イタリアはヨーロッパでも有数の穀倉地帯で 古くから質のいい小麦や米という原料を 豊富に産出している国でもあります。
ですからパンに付きましても こうした質のいい原料からは必然 美味しい製品が生まれるというのは 至極自然な成り行きでもあるのですね。
このグリッシーニは クラッカーのような食感の硬く焼いたスティック状の細長いパンで 18世紀には トリノを中心にしたビエモンテ地方でつくられたのが始まりといわれています。
それが何時しか世界各地に広まり かのナポレオンもこのパンを「トリノの小さなバトン」と呼び わざわざ取り寄せるほどのお気に入りであったと申します。
今ではイタリア各地のレストランでも テーブルのバスケットに盛られておいてあり ペーストやチーズをのせたり 生ハムを巻いてアンティパストとしたり等 これが日常の風景として定着したものとなっています。
また料理をフォークにのせる時の補助具としても 使ったりしているようであります。
他にもイタリアには バラの形をしたロゼッタ 表面に穴を開け平らに焼いたフォカッチャなど 種類も豊富なようですよ。

投稿者 Sugino : 2014年02月23日 22:57

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