« 高岡塗 | メイン | 瓔珞紋 »

2013年03月24日

香蘭社

いまから凡そ300年前 江戸文化が華麗に花開いた元禄の頃 初代深川栄左ヱ門が肥前,有田で「香蘭社」の全身となる磁器の製造を始めました。
その後,日本の近代化をもたらした明治維新の激動期に 有田焼は佐賀鍋島藩の一切の保護と支援を失うこととなります。
そしてそのまた後,その再興に指導的な役割を果たしたのが 八代深川栄左ヱ門でありました。
その強い自立の精神は 当時の選りすぐりの陶工や絵付師 それに陶商たちを一手にまとめ結社をつくったのであります。
それが「香蘭社」であります。
時に明治8年。
その後も相次いで世界各国で行われた万国博において 数々の名誉金牌を受賞いたしており 結果,海外においても更に評価を高め 明治29年には宮内省後用達の栄に浴し 今日に至っています。
そして繊細な絵付けと磁器の持つ透明感は 今も尚香蘭社の伝統として受け継がれているのです。

以上の解説は香蘭社のHPより抜粋致しました。

投稿者 Sugino : 2013年03月24日 14:27

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2453

コメント

コメントしてください




保存しますか?