2012年12月15日
鰤の仲間
同じブリの仲間を旬で追っかければ 春から初夏にかけてのカンパチ 次いで夏のヒラマサ 最後にブリとなりますが カンパチやヒラマサ等 ブリより高級な魚とされていて 次第に庶民の口から遠ざかってしまいましたね。
以前は釣り好きの親戚が何人かいまして(そのためかカミサンなど一尾魚を開くのがプロ級の腕になってしまったのですが) 度々ご相伴に預かれたのは幸せでした。
今は皆さん故人となられてしまいましたので チャンスはゼロであります。
カンパチは養殖もされているそうですが やはり養殖物は脂身が多くて白っぽいようで 淡いピンクの天然物とは見分けられるそうであります。
何れはある程度 育てる漁業に更にシフトして行くでしょうから 余り贅沢は申せません。
次のヒラマサもブリより血合いが少なく 変色し難いのが特長だそうで 何れも刺身に寿司ダネや照り焼など どれをとっても美味しく戴けますね。
また中骨はアラ煮 頭はカブト焼もいいでしょう。
最後のブリはこれも相変わらず人気の高い魚で 出世魚であるだけに 祝いの席や贈答にも未だによく使われていますね。
さて本人を含めてブリの仲間をご紹介しましたが 貴方はその姿やお味で仲間を区別できますか。
元々味覚音痴でもあり 姿も皆流線型のスマートな大型種ですから私には判別が無理ですが タダ々価格が高騰しないよう豊漁を祈るばかりです。
刺身に焼き物 ポピュラーなブリ大根(写真)はじめ煮物まで幅広く料理されています。
投稿者 Sugino : 2012年12月15日 16:30
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