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2012年09月01日

芋煮会

昼間の残暑と夜の秋風が入り混じったようなスタートとなりましたが 皆様如何お過ごしでしょうか。
新年度の最初の記事は 例によりまして「くいしんぼう」のお話から始めさせて戴きます。
秋の風物詩として毎年報道される山形の芋煮会でありますが どうも山形に留まらず北陸から東北,北関東に至る各地で この芋煮会が開催されているようであります。
そして開催の狙いは色々あるのでしょうが 町興し,村興しといった地域振興が主要なテーマの一つと考えられています。
ベースの具材である定番の里芋は変わらないとしても彼方此方での開催ですから 他の具材につきましては地域差があり 千差万別のようであります。
またスタイルもスキヤキ風や豚汁風,寄せ鍋風など多種多様で 味比べのハシゴでもすればお腹がパンクしそうな状況ですね。
ですから 実際に全国全ての芋煮の内容につきましては 当然ながらキチンとした定義は無いとお考え下さい。
では何故,山形の芋煮会ばかりが脚光を浴びることになったのでしょうか。
それは歴史の古さとか 具材の多さや珍しさ等ではなく イベントのタイトル「日本一の芋煮会フェスティバル」に示されていますように 規模の大きさに由るもののようであります。
何てったって鍋太郎と呼ばれる地元産のアルミ合金製大鍋は 直系6m,一度に3万食の芋煮がつくられるといわれる代物で この鍋で調理するとなりますと特殊な重機を使うなど 大変大掛かりなものとなるですね。
しかも調理ですから 当然ながら衛生面にも大変気を遣われていて 地元住民,総掛りの一大イベントであるのです。
兎に角このイベントに就きましては 全ての面でスケールメリットが発揮され日本最大規模であるということが ニュースソースとなったようであります。

写真は山形の芋煮会に肖り 具材に米沢牛(?)を取り入れてみました。
実際の芋煮会の具材にも使われているかどうかは未調査で分りません お許し下さい。
では今年度も引き続き どうぞよろしくお願い申し上げます。

投稿者 Sugino : 2012年09月01日 03:52

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