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2012年07月21日

ウナギは何処へ

写真はどちらも今が旬の冬瓜とウナギを使った 「冬瓜のウナギアンカケ」であります。
私共では冬瓜をワザワザ買い求めることはしませんが(親戚から毎年戴いています) 子供たちには苦手な野菜の一つでありまして 調理にも苦労しているのがよく分ります。
その解決法の一つが料理の中に苦手な食材を隠してしまうことなのですが これも賢くなってきた子供には余り効果なく ご馳走様で調べますとキチンと苦手なものが選り分けられお皿に残っています。
どうか良い知恵がございましたらお知らせ下さい。
さてこの料理は 淡白なお味の冬瓜をアンカケしたウナギの旨味で補うという理に叶った料理でありますが 一目瞭然子供たちにはどうぞ仕分けて下さいと言わんばかりでありますね。
しかし今日はこのテーマではありませんから ウナギについてコラムを進めて参ります。
今年は7月27日(金)が土曜丑の日でありますが 昨年から稚魚不作の影響もあり廃業なさったウナギ屋さんも多いと伺っています。
その上 先日発表の米国政府によるワシントン条約を盾にしたウナギの国際取引規制 是によって日本人が古来から馴染んできた食習慣や食文化とも言えるものが 消滅の危機に立たされてきています。
そればかりでなく「ウナギ登り」など ウナギの習性に因んだ言葉も同じ運命を辿るかも知れません。
亦ウナギという単品メニューが商いとして成り立っている国は 日本以外他に無いのではありませんか。
そしてこんなことは無いと思いますが 充分に科学的な資源調査が為されず オスプレイ配備反対の感情論が先行したのであれば これは由々しき問題であります。
誰しも日常が前提で明日があると思っているのですから あの「生レバー」の事件を想起しなくてもいいように 政府におかれましては良きにお計らい戴きたいものであります。

環境保全団体や生物愛護団体のご意見が強くなり 国際的にもギクシャクしたこうした問題が増えて参りましたね。
この件に限らず どんな事も感情論では解決されないことを肝に命じて戴きたいものであります。

投稿者 Sugino : 2012年07月21日 03:28

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