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2012年04月20日

夕立窯

勢いのある筆のタッチとキャンパス一杯に描かれる元気で大胆な構図は 今も尚この夕立窯の最大の特長であります。
丁度今 ブライダルシーズンのクライマックスを迎えようとしていますが 今回ご紹介するのはそんな中でもロングセラーを続ける この夕立窯の「めでたい」シリーズであります。
如何にも安直なとの謗りを覚悟で敢えて掲載致しましたので どうぞご了承下さいますようお願い申し上げます。
さて出席された先の披露宴会場から帰宅されて一息つけば そこには引き出物などの手土産がお手元に 大抵の方はここで初めてその引き出物というものの存在に気付きます。
そこでこれを紐解いて現れたのがこの「おめでたい」 その瞬間もう一度今日のよき日が蘇って参ります。
このように余韻を現実に再びストレートに呼び戻す効果がある引き出物が この夕立窯の「めでたい」シリーズであるといえますね。
 さてこのおめでたいとの言葉でありますが 某ラジオ局「言葉おじさん」の番組に倣って少し調べて見ました
漢字ではよく「目出度い」或いは「芽出度い」の字が当てられ 私共もこのどちらかの漢字を使うことが多いのですが どうも語源とは関係なく只単に当てられた文字のようであります。
また「めでたい」の「めで」は「賞賛する」という意味の「愛ず」の連用形で これに甚だしい様を表す「甚し(いたし)」という形容詞を重ねて「めでいたし」となり それが窄まって「めでたい」となったのがこの語源の一説でもあるようですが 公共のマスコミではありませんから 真偽の程は余り詮索なさらないで下さい。
どうも余談で終わりそうです。

ですから元々は「賞賛する以外にないほど素晴らしい」ということで 今での「慶賀」という意味からは少し外れていたのですね。
余談を追記にまで引きずってしまいました。 どうぞお許し願います。

投稿者 Sugino : 2012年04月20日 06:29

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