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2012年04月18日

お湯割焼酎グラス

お酒の話題を続けます。
皆さんのお花見 お供のアルコールは何でしたでしょうか。
宴席を具に見て回った訳ではありませんが やはりお酒や焼酎の席が多くお花見には日本酒系のアルコールがお似合いのように思われます。
例年の如く土日では「桜まつり」のようなイベントも各地で開催され 生憎花冷えの所も多かったようですが 夫々工夫を凝らして身体を温められていましたね。
さて日本酒を燗酒で召し上がる方は 焼酎もお湯割で呑まれる方が多いと聞いています。
これは恐らく焼酎が本来持っている香りも同時に楽しむためには 適温のお湯割が最適だからと思われるからなのですが ご本人から直接お伺いした訳ではないので 確かなところは不明です。(即席の会場でもポットにお湯をご用意されている方が見えましたね)
そしてもう一つ大切な要素は お酒の器であります。
酔うことばかりが目的の方は兎も角 ご自身の気持ちやその場の雰囲気にも左右されますので 陶器とガラス器の両方ご用意されれば申し分ございません。
ところで今日はガラス製お湯割り焼酎グラスのご紹介です。
ガラスの弱点である丈夫さと耐熱性を 素材に硼珪酸を使うことにより 数段,解決に近づけたグラスであります。
解決とは申しましても ハリオガラスや岩城硝子のように 直火や電子レンジに対応するといった耐熱性ではありませんので どうぞその点はご注意下さい。
話を戻しますが お湯割り焼酎とは文字通り焼酎とお湯で構成される飲み物で お湯も大変重要な役割を担います。
冒頭に適温のお湯と書きましたが 70度(このグラスは100度までならOKです)がお湯割焼酎の適温とされています。(勿論,個人差はありますが)
理由はこの温度のお湯,そして下記の比率で割った場合 丁度,日本酒の熱燗くらいの温度となり 香りを引き出す最適の温度と考えられるからです。
そして水の質でありますが ミネラルウオーターをお使いの場合は 出来るだけミネラル分の少ない軟水タイプを 更に水道水の場合は 一度沸騰させた冷まし湯をお使い戴きますようお願い申し上げます。
次に割り方,割り加減に拘ってみましょう。

グラスをよくご覧戴きますと 下部に面取り模様が刻まれていますが この最上部がグラス全体の4割に当たります。
ここまで先ずお湯を注いで下さい。
温かいお湯が上昇し 後から注がれる焼酎と自然に混じり合います。
そして俗に6:4(ロクヨン)と呼ばれる比率でありますが 仮に25度の焼酎をお使いになるのであれば この比率で15度前後の度数となり 丁度,清酒の熱燗度数に匹敵することになります。
これで仄かに香りが立ち込め 全く根拠の無い数字ではなかったと 漸くご理解戴けるのではないかと思うのですが。
写真のカラーはグリーンですが この他ブルーと琥珀がございます。
容量は何れも340㏄です。
どうぞ美味しいお湯割を ご家庭でもご堪能下さい。

投稿者 Sugino : 2012年04月18日 04:16

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